保険 アリコ

moon in the noon

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憧れだったひと
さっき書いた「なすのにんにくみそいため」
あのメニューをこしらえてたのは、私が一時期とてもお世話になった人。
当時私は親元を離れており、持ち前の気力とどういうわけか転がり込んでくる運だけで、なんとかしていこうと・・・意地を目いっぱい張ってあがいていた。
そんな身元もはっきりしない私の、入院の費用の工面からアパートの保証人にまでなってくれた。
彼女は、とにかく私の憧れの的で、私は彼女からいろんなことを盗んだ。
私のなかには彼女から得たものが、いまだたくさん息づいているはず。

彼女はエキゾチック系な美人で、とにかくホントかっこよかった。
カウンターメインの若い人向けのクラブとラフな感じのホストクラブの2店舗を経営していた。

彼女とはじめてあったのは、彼女が経営する店のとなりの、私が仕事帰りにたまに訪れるカウンターバーでだった。
「かのじょぉ。かっこいいじゃんwウチこない???とりあえずウチきてのも♪」
あまりにもストレートなスカウトだった。
私は彼女がどこのだれだか知っていた。街では有名だったしね。
正直・・・評判はあまりいいものではなかった。
でもこれは単なる噂に過ぎなかったって・・・すぐにわかった。

私はその頃、昼間はホテルカウンター業務、夜はちいさなクラブで働いていた。
とある訴訟を起こすための資金が欲しかった。
・・・これはあとでひどい挫折となるのであるが。
とにかく寝る間もなく働き、そしてあそんでいた。
あそぶのにはお金はかからなかった。そして仕事にも結びつく大事な時間だった。

そのころいた店のママにもおおきな恩義があり・・・私は相当悩んだが・・・店をかわった。
彼女自身と彼女の作った店に、とても魅かれたからだった。
内装、食器、グラス、インテリア、花・・・店のいたるところ細部までこだわりがあり、
彼女のセンスのよさもさることながら、彼女の店に対する情熱みたいのを強く感じたからだ。

彼女のセンスに少しでも近付きたくて、おしゃれにもますます力がはいった。
服もメイクもヘアスタイルも、すこしだって手を抜かなかった。
しばらくして「ほんとおしゃれだねぇ。あんたには負けるわw」とママが言ってくれたとき・・・あのうれしさは今でも覚えている。

お神輿の楽しさを教えてくれたのも彼女。
おんなのかっこよさと強さを教えてくれたのも彼女。
そして恋愛とかについてもね。
彼女はかっこよかったが、おとこにはメロメロだった。
その底なしのかわいらしさがいつもの彼女とかけはなれてて・・・そこがまた素敵だと思った。
私はそこだけは真似できなかった。
いや・・・したかったのに・・・どうしても・・・できなかった。
これができてたら・・・今の私・・・きっと違うとこにいるだろうな。

なんてね・・・ちょっと昔話でした。。。
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